キハダについて
概要
日本全国の山地に分布する。
歴史・文化的な特徴
オウバク、長野県では有名な百草丸の主成分。
お盆までの間に樹皮を剥ぐ(お盆を過ぎると皮が剥けにくくなると言われている)。
科属名 | ミカン科 |
分類 | 落葉高木 |
峰の原 分布 |
緋の滝入り口の森 |
樹皮 | 淡黄灰色。 コルク層が発達し、縦に浅く広く裂ける |
葉 (新緑) |
若葉のうちは毛がある |
葉 (黄葉) |
黄褐色 |
花 | 雌雄異株で、枝先の円錐花序に小さい黄緑色の5弁花を多数つける |
実 | ミカン科特有の香りがある。 落葉し、冬を越す頃には甘くなる。 野鳥の餌になる。実を潰して蒸留して精油としても利用可能 |
冬 (冬芽) |
卵形で尖り、長軟毛が密生している |
五感でたのしむ
《嗜む》
茶・薬(葉・花等) | 百草丸の主成分 精油 |
8月(お盆)まで |
《暮らす》
家具(幹等) | 家具や江戸指物 | — |
小物・工芸品 (樹皮・幹等) |
衣類の染料 | — |
《賑わう》
鳥 | 野鳥の餌 部位:実 |
冬 |
昆虫 | ミヤマカラスアゲハの食草 部位:葉 |
夏 |